インターンシップ動画

「ECO-TOPプログラム 自然環境分野の幅広い知識と行動力を備えた人材の育成を目指す」
(2008年 夏・秋 首都大学東京 修士1年生)

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【動画内容テキスト】
「ECO-TOPプログラム 自然環境分野の幅広い知識と行動力を備えた人材の育成を目指す」


(「カーカーカー」(カラスの鳴き声))


(参加企業担当者)
「生き物ってね、常に自分の生き場所を広げようとしている。・・・・」


●野川エコツーリズム体験(積水化学工業株式会社)
●都立野川公園とその周辺の自然に触れながら環境保全活動への理解を深めるために実施。
●主な参加対象はグループ会社社員とその家族。


(ナレーション)
東京郊外で行われた、エコツーリズム体験。自然に触れながら、環境保全活動への理解を深めてもらうために実施された、この企画の立案と運営には、現役大学院生が携わっています。首都大学東京 都市環境科学研究科 野田江里さん。エコツーリズムを学ぶ彼女、実は、企業でのインターシップを通して、この企画に携わっているのです。


(首都大学東京 都市環境科学研究科 地理環境科学専攻 観光科学専修 野田江里さん)
「もう少し、ちゃんと言いたいけど、どうやって言ったらいいんだろう?みたいな。本当に、ああ、難しいなって思いました。ECO-TOPプログラムの一環で、インターシップに来させてもらうっていうことが決まってて、やはり、一つの何か成果を残したいと、私は思ったんですね。提案とか、企画をしたいっていうふうにお話をしていたら、やはりぜひ、やってほしいと。できれば、社員の方に参加してもらえるっていうのをやりたいと思って、ここまでこぎつけました。興味を持って聞いてくれて、子供たちもすごい笑顔で見てくれたのが、すごく印象的だったので、やって良かったなっていうふうに思っています。」


(ナレーション)
2007年、東京都がスタートした、ECO-TOPプログラム。目指すは、自然環境分野の幅広い知識と行動力を備えた人材の育成です。


(東京都 環境局 自然環境部 計画課 計画係 次席 柳田久江)
「カリキュラムと、それから、インターシップという二本立てになっております。カリキュラムについては、大学の中で自然科学、社会科学、人文科学の3つの分野にわたって授業を行っております。インターシップについては、企業、NPO、行政の3つのセクターにわたって、インターシップを実施するということになっています。行政や企業のCSR部門ですとか、それから、自然保護活動をしているようなNPOだと、様々な分野で活躍する人材を育てようというふうに広げまして、単なる一つの視覚にとらわれない幅広い人材を送り出しているというのが、趣旨です。」


●守れ、SATOYAMA(富士通株式会社)
●地元NPO協力のもと茨城県土浦市宍塚で実施。
●自然観察や外来魚・外来植物の実態調査を通し里山保全活動の重要性を伝えることを目的とする。


(ナレーション)
積極的な環境活動を行う富士通も参加企業の一つ。この里山保全活動の運営にもインターンシップの学生が携わっています。担当者にプログラム参加の経緯について聞きました。


(富士通(株) 環境本部 環境企画統括部 EMS企画・社会貢献プロジェクト 畠山義彦さま)
「今後、富士通として、その生物多様性に関わっていくという目標の一つに、自然環境教育というものを私たち掲げてまして、その一環で、東京都さんの方で、そのECO-TOPをやられてるっていうので、まさに環境教育を通して社会貢献という意味合いで、今回、引き受けさせて頂きました。学生を受け入れてみて、やはり、ふだん私どもがやっている感覚ではなくて、やはり、この若い方の考え方ってことで、なかなか私どもが考えつかないような発想に刺激をされました。」


(首都大学東京 都市環境科学研究科 地理環境科学専攻 観光科学専修 松下瑠実さん)
「ここに一度来て、企画書を作ったり、参加者用の入力フォームを作ったりということを一から始めました。企業の活動を体験してみて、大きな会社の中で、その環境に意識した取組を企業でお金を出してまで、こういう活動をやっているということは、いい活動だなっていうふうに感じれて、驚いています。」


●イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)にて。
新店舗での植樹活動(イオン株式会社)


(ナレーション)
携わってみて、初めてわかる企業の環境活動。2008年10月にオープンしたイオンレイクタウンでの植樹活動に参加した学生からは、こんな声が聞かれました。


(首都大学東京 都市環境科学研究科 地理環境科学専攻 観光科学専修 高橋美穂さん)
「予想以上に活動が多くて、こんなにやってたんだっていうのが第一印象です。」


(首都大学東京 都市環境科学研究科 地理環境科学専攻 観光科学専修 高橋美穂さん)
「企業の活動を体験してみて、すごく良いことしていても、伝えるのがすごく難しくて、伝えるのも一個の環境活動だと、私は思うんですよ。直接、木に触ってなくても環境活動だなって。」


(イオン株式会社 グループ環境・社会貢献部 塚田公香さま)
「会社の中に、どっぷりと浸かってしまっていると、自分のやっていることを詳しく詳しく伝えようとして、それがかえってお客様に伝わりづらくなっているんじゃないかなと。学生を受け入れてみて、そういう点について、今回、こう伝えたらいいんじゃないかと、若い方の新鮮な目で見て頂いて、とても良い提案を頂きました。本当に良かったです。また、今後も、イオンとしてお手伝いをさせて頂くことがあれば、ぜひ参加をさせて頂きたいと思います。」


●東京の自然公園展2008(東京都庁展望室)にて。
東京の自然公園展2008(東京都環境局)


(ナレーション)
行政の側からは、幅広い分野でのインターンシップを経験した学生と接しての感想として、こんな声が。


(東京都 環境局 自然環境部 緑環境課 自然公園計画係 主任 中辻周平)
「インターンの方は、今までいろんな業務をですね、既に経験されてきて、東京都に限らず、民間とかNPOでも、インターンとして活動されているということで、幅広い視野を持たれていると、私個人的にはそういう印象を受けました。」


(ナレーション)
学生にとっては、自治体の環境活動の一端に触れる貴重な機会でもあります。


(首都大学東京 都市環境科学研究科 地理環境科学専攻 観光科学専修 栗原優衣さん)
「都の活動を体験してみて、今まで、普通に私たちが行っていたハイキングとか、近所の公園とか、施設に関しても多くの人々が、いろんな関係を持っていて作り上げていくっていうようなことを勉強したので、今後に生かしていきたいと思います。」


●積水化学グループ 東京セキスイ工業株式会社(埼玉県蓮田市)にて。


(ナレーション)
環境創造型企業を目指し、地域と密着した環境活動を数多く展開している、積水化学工業。担当者にECO-TOPプログラムの意義について聞きました。


(積水化学工業(株) CSR部 環境経営グループ 担当課長 福井喜久子さま)
「今、企業の中でも、やはり環境問題、環境活動に取り組んでいく人材づくり、もしくは、その人だけのみならず、社会を構成している一員としては、環境意識を高めていかないといけない時代だと思うんですね。その上で、いろんな環境教育だとか地域の人たちとの環境コミュニケーションを進めているんですけれども、そのためには、やはりこれからいろいろ企業の中にも入ってきてもらう人材として、高い意識を持っている。もしくは、その可能性を持っている人材が入ってくれば、もっとそれが社内でも活性化して、社員全体の高い意識づくりに繋がっていくように感じますね。」


(首都大学東京 都市環境科学研究科 地理環境科学専攻 観光科学専修 中瀬勝義さん)
「企業の活動を体験してみて、会社がものすごく一生懸命、地域の方と環境を一生懸命やろうということで、次の時代を考えて、生態系の事まで考えるようになった。生物多様性まで考えるようになったということに関しては、非常に感動的なとこがありますね。」


(首都大学東京 都市環境科学研究科 地理環境科学専攻 観光科学専修 野田江里さん)
「企業の活動を体験してみて、企業の人が、環境保全をやりたいって意思がすごくあるっていうのは、一番感じました。企業だけだと、やっぱり分からないし、研究者だけだと分からないってことも、たくさんあるので、いろんな人が協同してやるっていうのが、すごく必要だっていうのが、一番感じたことです。」


(積水化学工業(株) 総務部 安全環境グループ 大久保等さま)
「学生に期待すること。私たちよりも、これから多く未来、自然に加わってくると思うんですね。そういったことから、まさに次世代につなぐ自然を大切にするっていう意味を、今回の研修で学んで頂ければなと思います。」


(積水化学工業(株) CSR部 環境経営グループ 担当課長 福井喜久子さま)
「学生に期待すること。私達も会社に入ってから、環境のことを情報を収集したり、自分たちで考えたり、社会の中で、どういう役割を果たさなきゃいけないのかって感じになったけど、既に学生さん自身も、その中で自分のできることを行動に移してるってことには、敬意を表するような部分もありましたし、やはり、これから社会に出られる方々ですので、ぜひ、そういった高い環境意識をもって、企業とかに入って頂ければ、未来のパートナーとしてすごく心強いなと思いました。」


(東京都 環境局 自然環境部 計画課 計画係 次席 柳田久江)
「企業ですとか、NPOや、それから、行政といったそれぞれの主体が受け皿となって、インターンシップを共に育てていくというところで、押しをしているところです。認定する大学が増えていくことが予想されますので、ぜひ、行政の方やNPO、それから企業の方も、これを御覧になったご担当者の方には、ぜひ、趣旨をご理解して頂いた上、ご参加して頂きたいというふうに考えております。」


ECO-TOP。


(首都大学東京 都市環境科学研究科 地理環境科学専攻 観光科学専修 野田江里さん)
「興味深そうに聞いてくれるんで、すごいうれしいです。」


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